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N.HOOLYWOOD × Levi's646 ベルボトム

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先日、Levi'sの歴史とカルチャーについての記事をアップしたが、それからまたもう1着ジーンズを入手した、それが、「N.HOOLYWOOD × Levi's646」。

Levi's 646とは

60年台後半から70年代にかけてアメリカで流行したビートニク、ヒッピー文化を象徴するファッションアイテムとしてベルボトムがある。Levi's646はその流行をうけて1969年に発売されたモデルだ。

股上は深めで膝辺りまではややタイトめなストレート、そして膝下から裾にかけてフレアする特徴的なシルエットである。

Levi's 517はブーツカットモデルとして有名だが、それよりもフレアが強。ただLevi's684通称「ビッグベル」というモデルもあるのだが、これは646に比べさらにフレア幅が広い。684と比べると646のフレアは抑え気味で、意外と派手になりすぎない上品なシルエットである。

 

オレンジタブとは

オレンジタブとは1960〜70年代にリーバイスで登場した、若者向けの廉価ライン。右の尻ポケット横についている「Levi's」というタブは通常赤だがオレンジタブのものはその名の通りオレンジ色だ。

コインポケットがない、リベットがない、耳がない、2本針での縫製(通常のものは1本の針で丁寧に縫われているが、オレンジタブは2本の針で一気に縫うため質より効率重視)というまさに廉価版な特徴がある。

もともと労働者向けにハードユースを考慮されて頑丈に作られたジーンズだが、若者がファッションで履くにはそこまでの耐久性はほとんど必要なくオレンジタブの品質でも十分で、トレンドに合わせたシルエットにしたのもあり当時若者に大ヒットしていた。

オレンジタブ が流行したのは70年代。フレアデニムが流行っていたため、若者の流行に合わせたラインのオレンジタブは646や517のモデルが代表的だ。

基本的にビートニクやヒッピー文化はカウンターカルチャーである。その頃の若者の象徴ということは彼らの反抗心やエネルギーの象徴とも言え、廉価版の明らかにスペックで劣るにもかかわらず当時を想う魅力があるのである。

 

N.HOOLYWOOD × Levi's646

今回私が購入したのはヴィンテージではなくファッションブランドの「N.HOOLYWOOD」とコラボしたものである。

通常のモデルとの違いといえば、普通リーバイスのジーンズで使われているステッチ(縫い糸)はオレンジなのだが、コラボのものはライトグレーのステッチが使われていることにある。これにより通常のオレンジステッチのものよりもカジュアルさが少し抑えられ、上品な雰囲気になっている。
さらにブランドの証であるネームタグが右の尻ポケットに付けられている。

カラーはストーンウォッシュ、バイオストーンウォッシュ、ブリーチ加工、リジットの4色で発売された。私はストーンウォッシュのものを購入した。

ヴィンテージアイテムと比べて希少価値があるかと言われると無い(10数年後にはわからない)モデルにはなるが、ヴィンテージとそう見分けがつかない雰囲気は纏っている。オレンジタブ特有のコインポケットもリベットも無いディティールも再現している。

N.HOOLYWOODのデザイナーである尾花大輔氏自身が古着畑出身のその道に精通した人であり、N.HOOLYWOOD自体が古着から始まったブランドだ。
古着に現代的な価値観やディテールを加えることで、新しい服として再生・構築する表現がN.HOOLYWOODの特徴であり、この646もまさにオレンジタブの646を現代にアップデートして世に出している。

さらに「N.HOOLYWOODが"Levi'sの定番"と位置づけているLevi's646」とあるので、この646に対する思い入れもあるのだろう。

コインポケットとリベットがない。このミニマルな雰囲気も味がある。

ストーンウォッシュは元のインディゴを強く残しつつウォッシュ加工されたもので、コントラストが美しい。

裾はほつれたような加工がされている。カカト側だけが擦れているのがあまり格好良くないためこれもセンスある加工だ。

 

オレンジタブと、ブランドのネームタグ。ステッチの色がオレンジではなくグレーなのがこの写真で良くわかると思う。

ネームタグは好き嫌いが分かれそうだが、気に入らなければ外せばいい。

 

タックボタンは錆びたような風合いになっている。本当に錆びているのかもしれない。

 

こうして見ると意外と自然なシルエットだと思われると思う。世間的なブーツカットのイメージってこれくらいのフレア幅じゃないかな。

ウエストサイズはW29のジャストサイズを選んだ。ウエストをもっと大きいものにすればもっと派手なフレアシルエットにもなるだろう。

膝まではタイトすぎないので履き心地が普通にいい。しかしフレアデニムは脚が長く見える。

 

519の時と同じく、アメカジ的にデニムを履くつもりはないので上もロング丈にしてだらっとしたストリート感を出していきたい。

ベルボトムはコーディネートが難しそうなイメージがあるが意外とそんなことはなく、むしろスキニーの先細り感がなくてAラインシルエットになり安定感が出て使いやすい。普段スリムジーンズを履いている方はすんなり履けると思う。

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